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 100人10 2024/25

"100人10(読み:ひゃくにんてん)"とは、選ばれた100名のアーティストの作品を、キャリアに関係なく10万円で抽選販売するアートイベント。 「アートマーケットの活性化」を目的に2020年にスタートし、多くの新進気鋭のアーティストやアート好きのコレクターに知られるようになった。
"100人10 2024/25 "は、2025年1月11日か...

"100人10(読み:ひゃくにんてん)"とは、選ばれた100名のアーティストの作品を、キャリアに関係なく10万円で抽選販売するアートイベント。 「アートマーケットの活性化」を目的に2020年にスタートし、多くの新進気鋭のアーティストやアート好きのコレクターに知られるようになった。
"100人10 2024/25 "は、2025年1月11日から1月15日まで、今やアジアのアートの発信地として知られる渋谷の「渋谷キャスト( https://shibuyacast.jp/about/ )」で開催されます。多様な文化が共存する渋谷で、この100人10をグローバルに発信していくことを目指します。

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消える前に

消える前に

W 42.00cm x H 59.00cm x D 2.00cm

#絵画

#アクリル画

JPY ¥100,000 (税込価格¥110,000)

この作品は展覧会終了後2週間以内に発送されます。

作品の販売開始予定日は2025年01月10日です。

販売開始時刻は、日本時間を基準とした時刻になります。

消える前にについて

詳細

メディウム
絵画 (アクリル画)
エディション
Original Artwork
制作年
2024
サイン
サイン付き証明書
額装
額装なし

説明

体が徐々に消えかけている少女が描かれていますが、彼女は現実の世界と幻影の間を漂っているかのように、視覚的には不安定な存在です。彼女の表情は、不満そうで、目の瞳の部分は敢えて銀箔を生かしています。この少女の描写には、存在と消失、物質と精神、時間の流れに対する微かな抵抗が込められています。フラットな世界...

体が徐々に消えかけている少女が描かれていますが、彼女は現実の世界と幻影の間を漂っているかのように、視覚的には不安定な存在です。彼女の表情は、不満そうで、目の瞳の部分は敢えて銀箔を生かしています。この少女の描写には、存在と消失、物質と精神、時間の流れに対する微かな抵抗が込められています。フラットな世界に銀箔を施すことによって、レイヤーという概念を鑑賞者に強く意識させることを目的としています。銀箔の持つ無機的な光沢と、儚い少女の姿との対比を通じて、物質と精神、現実と非現実、存在と虚無の境界を探求しています。銀箔という素材は、冷たい輝きが空間を支配し、視覚的に強いインパクトを与える一方で、非常に薄く繊細なため、時間の経過や環境に応じてその表情を微妙に変化させます。この変化は、作品に生命を吹き込むとともに、観る者にその儚さと無常を感じさせる役割を果たします。デジタル作画と伝統的な技法を融合させることで、現代的な感覚と古典的な表現が交錯した新たな視覚体験を狙っています。デジタルの精緻さと、銀箔の手作業による伝統的な技法が組み合わさることで、作品は単なる視覚的な美しさにとどまらず、物理的な触感や質感をも感じさせるような奥行きを持ちます。デジタル作画の特徴である精細さや自由な表現技法は、銀箔という伝統的な素材の持つ歴史的な重みや格式と対比を成し、両者が調和することで、過去と現在をつなぐような作品となっています。銀箔の冷たさと、少女の消失していく姿の儚さは、私たち自身の存在を問い直すきっかけとなります。目に見えるもの、触れることのできるものだけが現実であるという考え方に挑戦しています。The girl, whose body is gradually disappearing, is depicted as an unstable presence, floating between the realms of reality and illusion. Her expressionconveys dissatisfaction, and the eyes are deliberately left with the silver foil, allowing it to stand out. This depiction of the girl embodies a subtleresistance to the concepts of existence and disappearance, matter and spirit, and the passage of time.
By applying silver foil to a flat world, this workaims to strongly emphasize the concept of layers to the viewer. Through the contrast between the inorganic gleam of the silver leaf and the ephemeralfigure of the girl, the work explores the boundaries between matter and spirit, reality and the unreal, existence and nothingness. Silver foil, with itscold shine, dominates the space and creates a strong visual impact. However, being extremely thin and delicate, its expression subtly shifts over timeand according to the environment. This change breathes life into the work, while simultaneously conveying its fragility and transience to the viewer.The fusion of digital painting and traditional techniques aims to create a new visual experience that blends contemporary sensibilities with classicalexpression. The precision of digital art and the handcrafted nature of the silver foil combine to give the work depth, not just visually, but also in termsof physical texture and tactile quality. The fine details and freedom of expression typical of digital art contrast with the historical weight andformality of silver leaf, and the harmony between these two elements creates a work that connects the past and present.
The coldness of the silver leaf andthe ephemeral disappearance of the girl challenge us to reconsider our own existence. The work questions the idea that only what can be seen and touched isreal.