今回のモチーフは「馬」。今回の流木は、立髪のような折れた断面が印象的だったので、馬をモチーフに決めました。あと流木を活かした部分は耳の節穴。こちらも丁度良い位置に節穴があり、それを耳に見立てるために、耳の形に削り出しました。そして、眼の周りの流木の質感と立体感。グレーの肌の箇所は、ほぼ流木のままで、力強い馬の頬顎を感じる仕上がりとなりました。あと、耳後ろの大きな穴から額の亀裂に繋がった穴も、面白い仕上がりとなりました。リアルな馬を意識しながらも、アンティークの木馬のイメージも取り入れています。前作(1〜4作)までの作品より、2倍程大きい作品となりました。*作品に台座は含まれています。*彫刻本体サイズ / 幅50 高さ38 奥行17cm
*8角台座 サイズ22cm