これは、各20×20cmの大きさの25の手作り作品からなるセラミック・ウォール・インスタレーション。 ストーンウェア製で、マットとグロスの釉薬と22Kゴールドの光沢が施されている。各作品には吊り下げ用の金具が付いており、壁に掛けることができる。
この作品のインスピレーションは、日本古来の芸術である金継ぎからきています。金継ぎとは、割れてしまった陶磁器の破片を修理し、そのひび割れを金や銀で覆うというものです。 修理が終わると、その金や銀の傷跡が示す歴史があるため、作品は新たな価値をもってよみがえる。不完全さの中に美を見出す、わびさびの哲学である。