この作品には、縄文時代の器からインスピレーションを受けた、私のこだわりが詰まっています。3Dペンと3Dプリンターを使って、心を込めて一つひとつ手作りしました。素材には、自然の温もりを感じる天然由来のPLA樹脂のWOOD(樹枝の30%に木の粉末入り)を使用しており、そこにガラス球を組み合わせ、繊細で美しい光の反射を楽しめるように仕上げました。特にこの作品の特徴は、8割以上を3Dペンで手作業している点です。温度や湿度、ボタンの押し加減によって生まれる微妙なラインが、一つひとつ異なる表情を持たせ、同じものは二度と作ることができません。だからこそ、この作品は世界でただ一つだけの、特別な存在です。ぜひ、窓辺や光がたくさん入る場所に置いてみてください。ガラス球が光を受けてキラキラと輝き、空間に心地よい光のリズムをもたらしてくれます。また、作品の中に小さなLEDライトを忍ばせれば、夜には壁に幻想的な模様が浮かび上がり、まるで古代の神秘が蘇るかのような雰囲気が広がります。(LEDライトは付属していません。)この作品を、まるで土や木で作られた古代の置物のように感じていただけたら、私としてもうれしいです。その有機的な不思議な形状が、皆さまの空間に自然のエネルギーと調和をもたらすことを願っています。