◆作品詳細
「エッフェル塔 ユニヴェルシテ通りから パリ7区/La tour Eiffel,228 Rue de l'Université,7e Paris」
撮影場所は映画「パリジュテーム」の7区「エッフェル塔 Tour Eiffel」の冒頭と最後の登場するユニヴェルシテ通り/228 Rue de l'Université 。「エッフェル塔は三色塗装」
エッフェル塔は1889年のパリ万国博に合わせて建設された。建設当初は観光施設としては人気があったが、当時の文化人には甚だ不評で「穴のあいたキリン」たとか「滑稽な塔」などと呼ばれ「エッフェル塔を見たくなければエッフェル塔に行け」とういフレーズまで生まれたという。建設された当初は20年の1909年には取り壊される予定だったが、フランス軍の通信技師が1904年に電波塔として利用することを提案。取り壊しを免れることとなった。1887年の建設開始はヴェネツィアンレッドに塗装されていたが、その後、黄色がかった茶色などに何度か塗り直されたが1968年以降、現在の三色の「エッフェルブラウン」に落ち着いた。塔の下部から上部に向かって三段階のグラデーションで塗り分けられている。間近で見ても意外に気が付かないエッフェル塔の三色塗装。(2015年撮影、2024年制作)
◆サポート(支持体)、マテリアル(着色剤等)技法など
・サポート(支持体)は写真用インクジェット専用の厚手微光沢紙を使用。・用紙のサイズはH210×W297mm(A4サイズ)。・作品画像のサイズは用紙の90~95%%程度で、画像の周囲は余白となる。・プリントは顔料10色インクを使用するプリンターにて出力する。(ジクレー印刷)