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Interview: 蟷螂子 人々の祈りと不安を背負う「KAIJU -目醒め-」
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ゲスト
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写真・アートフォト
Limited Edition 30
2024
直筆・作品背面
額装なし
◆作品詳細
「エッフェル塔 ユニヴェルシテ通りから パリ7区/La tour Eiffel,228 Rue de l'Université,7e Paris」
撮影場所は映画「パリジュテーム」の7区「エッフェル塔 Tour Eiffel」の冒頭と最後の登場するユニヴェルシテ通り/228 Rue de l'Université 。「エッフェル塔は三色塗装」
エッフェル塔は1889年のパリ万国博に合わせて建設された。建設当初は観光施設としては人気があったが、当時の文化人には甚だ不評で「穴のあいたキリン」たとか「滑稽な塔」などと呼ばれ「エッフェル塔を見たくなければエッフェル塔に行け」とういフレーズまで生まれたという。建設された当初は20年の1909年には取り壊される予定だったが、フランス軍の通信技師が1904年に電波塔として利用することを提案。取り壊しを免れることとなった。1887年の建設開始はヴェネツィアンレッドに塗装されていたが、その後、黄色がかった茶色などに何度か塗り直されたが1968年以降、現在の三色の「エッフェルブラウン」に落ち着いた。塔の下部から上部に向かって三段階のグラデーションで塗り分けられている。間近で見ても意外に気が付かないエッフェル塔の三色塗装。(2015年撮影、2024年制作)
◆サポート(支持体)、マテリアル(着色剤等)技法など
・サポート(支持体)は写真用インクジェット専用の厚手微光沢紙を使用。・用紙のサイズはH210×W297mm(A4サイズ)。・作品画像のサイズは用紙の90~95%%程度で、画像の周囲は余白となる。・プリントは顔料10色インクを使用するプリンターにて出力する。(ジクレー印刷)
Japan
◆コンセプト
堀池の作品はいくつかのグループや視点を変えたジャンルに分類できる。その一つは、モノクロームとカラーをいう二つの表現技法によるグループ。もう一つは街角の風景や通りを行きかう人々の姿、あるいはスタジオで光を操りながら撮影するポートレートや静物写真などがある。これ以外にもこれらのこれらの要素が入り混じった技法を用いた「アジェへのオマージュ」シリーズがある。ここ10年近くは「アジェへのオマージュ」シリーズを堀池の人生後半のテーマに据えて制作を進めている。さてここで「アジェ」とは何者なのか簡単に記しておきたい。「ジャン=ウジェーヌ・アジェ」はフランスの写真家であり1857年にボルドー近郊に生まれ、1927年にパリで没し、近代写真の父とも称される。アジェは40歳を過ぎたころにパリで写真業を始め、19世紀半ばから始まった「オスマン知事のパリ大改造」により失われいく「古き良きパリ」の街かどの風景を記録した。堀池の「アジェへのオマージュ」作品は、アジェが撮影したパリの街角を実際に堀池が訪ね、アジェと同様のアングルでその場所を撮影。その後パソコン上でアジェと私の作品を合成することにより、「アジェと私の撮影時間の間にある隙間」や「アジェの私が記録した画像とそれらにまつわる記憶との関係」、さらには「アジェが撮影した場所に残る ”地霊" が100年を経たとき」その "地霊" を私がどのように感じたか。アジェが撮影したのは失われいく「古き良きパリ」の街かどの風景や市井の人々だった。彼が本当に「記録」したかった大切なものとはいったい何か?彼の本当の狙いは「失われていく街路や建物をただ撮影したのではなく、その場所に生きた人々、その周りで起こったことを想起させるための記録」として残したかったのではないか。パリの姿を単なるノスタルジーではなく過去からアジェ自身が生きた時代の出来事としてその時空に立ち現われる「実像」と「地霊」を捉えようとしていたのではないか。私は今そこにあるパリ風景に「実像」の変化と「地霊」を感じ、アジェの写真との合成作品の中に21世紀の「パリの地霊」を表出させ新たな空間を再構成する。こうした思いを胸に合成手法を変化させながら現在も日々制作を重ねている。パリへの取材はこれまでに6回、延べ日数はおよそ60日、200ヶ所あまりのアジェの撮影ポイント訪ねて撮影した。
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