「おしゃエロ展」という集合展に参加しないかとお誘いいただき、私の心は反発しました。何がおしゃエロだ?と。露出が高ければ一概にエロいかと言うとそういうわけでもないし、人間の三大欲求のひとつである、生の渇望、疼き、衝動それすなはち“エロいな”という性欲・感情を呼び起こすということは、五感そして想像力を掻き立てるもので、とはいえ高尚なものかというと、逆に人間もイチ動物だと思い知らされる根源的なもの。故に、性的衝動=erosを感じる時って、「おしゃれだな!」なんて文明ティブでSophisticatedなことを考える余裕はなくて、脳内あんなことやそんなことでいっぱいで、到底そんなこと考えてる時の顔や脳内、人に見せられないことになるでしょって思うわけです。白濁に塗れてるでしょって。それの何がお洒落なの?って。性欲の消費の象徴として、ティッシュでドレスを作ってみました。まあ結果そんなこんなするとオシャレになっちゃうよねっていう落としどころで。ちなみにタイトルは大好きなあの名曲からのインスパイアです。