海は果てしなく続くという。地理的に見れば、確かにそうではない。しかし、一瞬でも目を凝らせば、すべての疑問はたちまち消え去る。果てしない水平線は、とても広大で、とても遠くにある。
私は海辺を歩くのが好きだ。いつも違うから、気になることはない。海そのものが同じではない。自然界では変わりやすいものなのだ。今日は穏やかで静かで、まるでその光の波ほど愛おしいものはないかのように。水は暖かい太陽の光を反射して、明るい光に慣れていない目をくらませる。そして、明日は強い風が海を揺らし、雄大な波がすでに巨大な獣のような強さで岸に打ち付けている。青い空は灰色に変わり、荒れ模様になる。そして、あの静かな海の幸せはもうない。しかし、これにもまた魅力がある。荒々しさと力強さの美しさである。海水の色だってよく変わる。あるときは青に近い色、あるときは濃い青、あるときは緑がかった色。その色合いは、すべてリストアップされているわけでもない。
海で過ごす一日ほど素晴らしいものはない。家族や友人と一緒に楽しく泳ぐのもいい。そして時には、波の音の下で安らぎを感じながら、一人で歩いてみたいものです。
海は理解しがたく、神秘的で、純粋です。誰も無関心ではいられません。