香港の都市景観を彩る雲海。雲はビクトリア・ハーバーを横切り、その下に広がる活気ある街並みを覆い隠し、高い高層ビルだけが歩哨のように下から姿を現す。まるでビルを隠すかのようにビルを包み込む雲海は、1986年に公開されたファンタジー・アニメ映画「天空の城ラピュタ」を彷彿とさせる。
この作品は2023年EPSONインターナショナル・パノ・アワードで銅賞を受賞した。 画像はハーネミューレのファインアートペーパーに顔料インクでプリントされ、7.5cm幅の白い縁取りが施される(つまり実際の画像サイズは90cm×45cm)。 この作品は限定版で、8枚しか制作されない。各版画は受注生産で、制作期間は2~3週間を予定しています。