2019年9月11日-ニューヨークの世界貿易センタービルの攻撃から18年後のこの日、私はシカゴでストリート写真の仕事をしていた。この日は、この記念日を意識しながらも、偶然にも選ばれた日でした。シカゴのダウンタウンの上空、高層ビル群のすぐ近くで、オヘア空港を発着する旅客機を見ていると、より強く意識するようになりました。9.11以前であれば、何でもない日だっただろう。
写真は2019年のその日、アメリカで最も高いビルのひとつであるシカゴのジョン・ハンコック・センターの展望台で撮影したものだ。ビルの「チルト」から鳥瞰図を楽しむ観光客たち。2000年5月にWTC 1の86階にあるオフィスから、マンハッタンの街を走る車やアリほどの大きさの人々を眺めていたのと同じだ。