この年の下田城跡山頂の椿は豊作で、沢山描きましたが中でも海に向かって咲く椿の力強さ儚さに魅せられて数週間観察した後サッと描きました。いつものワトソン紙に銀の墨、京都の顔彩で描いた希少性のある作品です、個人的にも気に入っていて手放したくない作品です。寒さに凍える手で描いた事がポップ アートのイラスト的に親近感のある絵にたまたまなった様です。自分自身の絵の評価は数週間見て飽きないか来ないか、逆さまにしても横にしても絵になるか等々、もちろんFacebookやInstagramで簡単ないいね!のリアクション調査、その逆のマーケティングに影響を受けての絵の制作は行われないのがポリシーです。この作品も長野市在中のフレーミング アーティストに手掛けて貰いました、フレームは木製で艶のない焦げ茶色に塗装されています、シールドはアクリル板です。