私は自然の中で過ごすのが好きです。子供の頃は山や砂漠によく行きましたし、ベラルーシに住んでいた時は森や湖が大好きになりました。自然からエネルギーをもらい、水辺で自分と一体になると、力が湧いてきて、インスピレーションが湧いてくるんです。自然との触れ合いから受けたエネルギーを絵に込めていますが、その制作の目的は、自然や野生動物の保護にあります。
昨年の春のある日、私はいつものように絵になる湖に行き、新しい絵のためのエネルギーを充填しました。長い間、岸辺に座って静かに考えていた。私の思考回路は、茂みの中のざわめきによって中断されました。10メートルほど離れたところに、薄灰色の塊が水面に向かってコソコソと歩いているのが見えました。ウサギが水場に来たのだ。あの日の記憶では、この作品が登場していた。
作品は、フランスで1492年から生産されている高品質のアルシュ社製水彩紙を使用しています。