目は口ほどにささやいている しめやかにケタケタ笑う
「奇想植物学」シリーズのひとつ。かの有名な奇書「ヴォイニッチ手稿」に描かれた植物をhinaReu流にリアリティを持たせて描くSFアート作品。作家オリジナルの草木染めの技術を流用した画法「紅茶着彩」で描かれたもの。赤い花弁の中央には雌蕊や雄蕊ではなく目を携えている植物。植物がより血の通った生物に近く進化し、視覚を持ち、根の芋の部分にはヘソのようなものを有し、さらには血液のような酸素を含んだ赤い液体を躯体に通わせ、ミントのような葉から良いとも悪いともつかない香りを放ち、その香りを縄張りの維持や生殖行動に役立てる植物と位置付ける。
※染料に紅茶など植物から抽出した色を使用しておりますので、時間経過や紫外線による退色が進みやすいです。植物由来の自然の色の変化をお楽しみください。
※当作は退色が大きく出ておりますので、それも含めてお楽しみいただける方のみご購入ください。
※重さは額装込みの重量です
額装サイズ:25x25x2.2cm