技法:木製パネル•ペン画
額縁はバーナーで炙っています。パネルの後ろにはすぐに壁に展示したり、飾ったりできるよう麻紐込みになっています。《作品意図》
この作品は木製パネルに直接油性ペンで、下書きなしで描いています。貝塚を僕は現代のゴミ箱として捉えました。使えないものが集まり、扱えないから捨てる。どこか勿体無いという感情を残しながら、行動に移してしまう愚かさを表現しています。そして、真ん中に大きく空白のように描かれている人のような物に注目をしてほしい、「自分」で目を両手で抑えていたら、小指が内側にくると思います。ですが、この作品には親指が目のところを強く抑えているように描いています。「他人」によって視界を奪われ、本当の自分の思いをゴミ箱に捨ててしまうことを作品を通して表現しています。