中央に置かれた2つの球根のようなガラスの花瓶をモチーフにしたパステル画。一方の花瓶は空で、もう一方には青みがかった水が満たされ、その表面に複雑な反射を投げかけている。手前の花瓶からは白い花と赤い花が優雅に顔を出し、その繊細なフォルムが頑丈なガラスと対照をなしている。左側には金柑が温かく鮮やかなアクセントを加え、右側には小さなオレンジが構図のバランスをとっている。これらのオブジェは柔らかな青緑色の表面に置かれ、黒に近い暗い背景に囲まれている。
この絵は、充満と空虚、暖かさと冷たさ、光と影のコントラストを探求している。ガラスと水の反射面は、透明と歪みの瞬間を象徴し、花は純粋さと情熱の共存を示唆している。金柑とオレンジがシーンを支え、生命感と自然の素朴さを添えている。パステルマットに描かれたソフトパステル画。 DHLで発送。2層の軽量フォームボードの間に透明スリーブを挟み、段ボール箱に梱包。適切な額装方法の説明書付き。