作品№1204 「そこにあるもの」
長崎県平戸市生月島、最北端の草原より望む北西の海。(現場スケッチ)
水彩画紙にオイルクレヨン(オイルパステル)
独自の描法の虹彩法(KOOSAIHO)は、オイルクレヨン(オイルパステル)の虹の八色(虹の七色と赤紫色)に白を加えた九色を用い、自然界に浸透する虹のひといろ一色に意識を集中し、ひといろ一色を指の腹に擦りつけ、独自の順で重ね、油で叩き潰し、擦り、削ってゆくことで、色の重なり合いに深さをつくりだし、自然界の色彩に近づけてゆこうとする描法です。※日本の九州・長崎県の最北に架かる赤い橋を渡ると平戸島。その平戸島を横断して見えてくるのが空色の橋で、そこを渡ったところに生月島があります。この生月の自然に惚れ込んで移り住み、以後もスケッチをつづけています。作品はすべて一点物です。虹色の重ね効果によって、見る場所(光源)で印象が変わります。