時代と日々流れる移ろいゆく時間の中で、目に見えないけれどもしっかりと存在している音楽のような『詩的な物』を可視化する衝動。
例えば過去から未来へと進む『時間』という概念も、一方的な矢印として過去から未来へと『→』表示されるのではない。
存在する周りを取り巻くように『ただそこにある』。
私の代表作である
『Time to cling』(まとわりつく時間)は、
不動に見える樹皮を金属的なイメージの『時間の概念』がまとわりつく様子を現わしている。
情報に翻弄されインターネットが進化し、物事のとらえ方が画一的になっていく。
思考する根本の教育や環境が、すでに頭上からドリルでねじ込まれてしまっている私たちは、『言葉』を発し均整を保つ。
『SOU』の生み出す作品が、何気ない日常の中で『はっ』とする『変化』のきっかけになれれば。
そのような気持ちで、私の中にあるポエジーが指し示す世界を表現できればと考えている。
『GAZE』
『Stare your eyes』
『Open your eyes』