フランス、オーヴェルニュ地方の風景。 オーヴェルニュ地方に位置するメザンク山塊は、見事な山岳風景である。標高1753メートルのメザンク山がその主役で、周囲一帯のパノラマは格別だ。この火山山塊は、円錐形の峰々、氷河の谷、玄武岩質の台地によって特徴づけられている。 空が私の構図の大部分を占め、広大さを感じさせる。この雲海の下には、峰々が水平線になだらかに溶け込み、濃い緑色を帯びた針葉樹の密林が、空の水色と対照をなしている。 雲を通して差し込む光は、眼下の風景をやわらかく照らし、静けさと静寂を感じさせる。 この絵は、下塗りしたキャンバスにプロフェッショナル・グレードの油絵具で描かれている。キャンバスの側面は白く仕上げてあるので、ご希望であればフレームなしで飾ることもできます。