この絵は火のエレメントに捧げられている。火は二面性を持っている。一方では、暖かく創造的なエネルギーである。プロメテウスがもたらした火は、人々に暖かさと安らぎを与えた。しかし、その本性は野性的で奔放な力であり、行く手にあるものすべてを破壊する。そのため、不用意な行動は取り返しのつかない結果を招きかねない。 炎は、宇宙の本質の創造と破壊の間にある燃え盛る刃なのだ。 絵の中で炎は、赤いドレスを着た赤毛の女性の姿を通して表現されている。このように、私は炎と愛のつながりを示したかったのです。この絵は、2022年にウクライナのチェルニフツィ美術館で開催された作家の個展「Quintessence」に出品された。