教授たちが私に世界の芸術の傑作を見せ、その歴史を説明してくれたときの作品について。近代的な技術も医学もない、しかし芸術に対する最大の欲求がある世界に、私は浸っているかのようだった。偉大な芸術家の作品が人類の偉大な功績のひとつであることに異論はないだろう。この理解を失わず、芸術を創造し、歴史に残し続けることが重要である。
パンデミックが始まったとき、イタリアでは人々が家から出ることが許されず、閑散とした街路や都市の写真が初めて登場した。おそらく歴史上初めて、これらの街路が閑散としていて、写真からでもそのように見ることができたからだ。この絵は、伝染病流行中のイタリアを描いた三枚続きの絵の一部として描かれた。私は行ったことはなかったが、アカデミーの美術史の授業で、絵画、彫刻、建築の巨匠たちの作品を詳しく学んだ。サン・ピエトロ大聖堂近くの誰もいない広場でローマ法王が典礼を執り行ったのもこの時が初めてだった。この絵はモスクワとトビリシで開催された展覧会に出品された。
