発見されたソビエト時代のレーニンの肖像画に油彩を施したものです。キャンバスに少し傷みがあります。額装されていない絵は100 x 80 cmです。
レーニンはブランドであり、多くの全く異なる人々を統合するためにソビエトのプロパガンダによって作られた神話であった。しかし、80年代後半になると、この神話を信じる人はほとんどいなくなりました。レーニンのイメージは、プロパガンダのペーソスの断片、民間のジョーク、不明瞭な史実、数々の土産物のプロパガンダ画像から、一種のキメラと化してしまったのである。レーニンは何百万もの目でソ連邦の人々を見たが、もはや尊敬や恐怖を抱かせることはなく、むしろ迷惑をかけた。
本当の生きたレーニンの人格としては、世界をより良い場所にしたかったのだが、何百万人もの命を犠牲にしてしまった。人類史上最大の犯罪は、共通善を達成するために行われた。このことは正当化できないし、忘れてはならない。