花を描くことは、私にとって瞑想的な作業です。私にとって花は生命と平和の象徴なので、不安な気分が多いときに花を描くのが好きなんです。絵を描くことで、私は調和のとれた状態に戻ることができるのです。
今回、紫陽花が題材となり、インスピレーションを得ました。アジサイは、人の集まりを連想させる、とても素晴らしい花です。たくさんの花をつけた大きな花序は、たくさんの人がいる社会のようです。そして、誰もが知りたがり、考えたがり、それらが一体となって、小さな花ひとつひとつに劣らない素晴らしい花のパズルを形成している...。
作品は、イタリア製のリネンキャンバスにプロ用の油絵具で描かれ、保護用のニスで覆われています。