このイメージは、過去と現在の絡み合いをテーマにしています。私はカザフスタン北部の小さな村で育ちました。私は幼少期のほとんどを自然の中で過ごしました。草原や木立の中を歩いたり、細い道をサイクリングしたり。キノコやベリーを集めたり。ペットを飼い、野生動物に出会うこともありました。
17歳のとき、カザフスタンの首都アルマティに行きました。その後、チェコ共和国に移り、現在はヨーロッパの真ん中にある小さな町、ビリーナに住んでいます。
愛猫ネラと一緒に娘の肖像画を描いたとき、私の幼少期の思い出が頭の中を駆け巡りました。この絵は、過去と現在、娘と私の運命を混ぜ合わせたものです。
ある意味、大人の女性の中に生きる純真な少女のノスタルジーを一滴落とした自画像といえるでしょう。
私は、コットンと合成繊維の相対的な組成の良質なキャンバスを用いて絵を描いています。完全に乾燥させた後、透明な特殊な両面接着箔でハードボードに接着しています。最後に、保護用のニスで再塗装します。
ハードボードに貼り付けたキャンバスに描いた油絵（45x59cm）。最終的にワニスで処理。木製のフレームで額装。
