人生で初めてのの油彩画です。
作品としては、自分のアイデンティティである和洋折衷・世界平和がテーマです。平和というものは、個々人の幸せと上に成り立つものです。私にとっての平和は、人種差別のない世界です。
日本の伝統芸である左右非対称の美の禅芸術、モティーフにはシンギュラリティを感じられるようなアンドロイドをベースに構成を練りました。これは私がもともと、プログラミングを専攻していた事が影響しております。日本的な衣服を描いた理由としては、第二次世界大戦後、敗戦国の日本がGHQにより古事記という日本人にとっての聖書を教える事を禁じられた日本人のアイデンティティクライシスを表しています。私たち日本人の多くは、日本人とは何か?を知りません。この作品を発表した場所が出雲大社に近かった事と、私のルーツも出雲付近にあるという事で採用致しました。異なるスタイルを共存させるのは、自分がロシアのクウォーターという事を表しています。