私たちの人生は大きな水晶のようなもので、生きて成長します。時とともに、より多くのファセットが現れます。この結晶を回転させると、私たちが聞いたこと、見たこと、想像したことの断片が突然、鏡面に映し出されます。この作品では、そのような断片を、何か全体の中の抽象的な部分として、しかし非常に重要なものとして見せたいと思いました。そして、それぞれの断片は、私たちの記憶や感情という宝庫の中の小さなダイヤモンドのようなものです。悲しいとき、今を忘れたいとき、私たちは楽しい思い出の中に身を置き、夢を見ているような感覚を覚えます。 そう、思い出は人それぞれですが、Emotionは人と人を結びつける基本なのです。私は、見る人が心の奥底から感情や連想を抱くように、私を取り巻く世界を別の視点から見せていきたいと考えています。