新しいプロジェクトの名前を考えるのに随分と時間がかかりました。しかし、ようやくこれだというものを見つけることができました。これは、触れることもできなければ、一言で定義することもできないものです。人はこれを描くことはできないが、人はこれを作ることができる。
私はこれらの写真の主な要素を「雰囲気」にしようとしました。
それを実現するために、ある種の工夫をしています。例えば、従来の手法から離れて、色を変えたりしています。自分の中で何か新しいものを生み出そうとしている途中で、コンディションやムード、感情的な背景を前面に押し出しているのです。
私が興味を持って作っているように、皆さんにも興味を持っていただきたいと思います。なお、今後もこの手法だけを使うということではありませんので、ご了承ください。これは完全に、ある瞬間の私の内面の状態に依存しています。