私は絵を描くとき、迅速かつ自発的であろうとします。そのプロセスは最終的な作品に反映されるべきです。筆跡や絵の具の垂れを見れば、見る人はペインティングプロセスの身体性を推し量ることができるはずです。
絵の具を投げるときは、ある程度予期して行うことができますが、実際に絵の具がキャンバスのどこに落ちるかを予測することはできないのです。ですから、私のペインティングに対するアプローチは、偶然性や小さな偶発性に基づいている部分もあります。
だから、私は自分の絵に完全な責任を感じないのです。つまり、最初の意図には答えられるけれど、最終的な結果はいつも予想できないものであり、私の絶対的な支配の及ばないものなのです。
- マリオ・エンリケ
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逆さコットンキャンバスにアクリル絵の具と油絵の具で描かれています。作品は伸縮自在で、すぐに掛けられるようになっており、作家のサイン入り真正保証書とともに木箱に収められています。