抽象的な海景画。南極大陸の雪山を背景に、夏の草花の緑とのコントラスト、そしてその間には6000kmの青い海が直線的に広がっています。
綿100%のキャンバスに油彩で、パレットナイフによるインパストで描かれています。
作品はグループ展「Visual Expressions」(George museum、南アフリカ)に参加しています。
「荒野は、アーティストである私にとって非常にユニークな経験です。野生の自然に囲まれた海辺の生活は、芸術に多くの力とインスピレーションを与えてくれます。そして、私が気づいた最も興味深い点は、自分が地球の端にいるという感覚です。海岸から直線距離で6000kmのところに南極大陸があります。
天気は変わりやすく、日中でも暗く重い雲があったり、明るくきれいな空が広がっていたりします。
しかし、ドアを開けると海の上に霧がかかっていて、少し凍ったような空気がとても新鮮に感じられる特別な朝があります。私はそれを「南極の息吹」と呼んでいます。私は遠くを見つめながら、南極大陸を見たり感じたりすることを想像しています」。