都会育ち。園芸、グラフィックデザイン、美術を学んだ。そして、植物が人々にどれほどの喜びを与えることができるかに興味を持つようになった。世界中のどんな植物も人々を穏やかにする。植物は自分にも他人にも明るい面を与えてくれる。都会っ子である彼女にとって、植物がいかに大切な存在であるかを実感している。 自分の作品を通して、植物たちが毎日を楽しく過ごせることを願っているのだ。 彼女は韓国のソウルという大都会で生まれた。そんな都会での生活を、彼女はポジティブかつアクティブに捉えている。幼い頃は蚕室で育った。都会の日常で疲れた現代人に心地よい休息を提供したい。シンプルなフォルム、鮮やかな色彩、大らかな輪郭線などで平面作品に表現された、同年代の作家が見つめる日常体験や社会風景は、作家自身の物語であり、目まぐるしく変化する現代社会に生きるこの時代のすべての人の自画像でもある。