2022年にバングラデシュを訪れたことは、私に大きな衝撃を与えた。その美しい国の最も人里離れた孤立した地域を見る機会に恵まれ、最も謙虚で寛大な人々に出会った。英国に戻った初日、私は地元の村祭りに招待された。このイベントで私は、目に映る豊かさと、ほんの1日前に見た貧困の豊かさを本当に比較することができた。この貧富の差はあまりにも大きく、利益と貪欲がエリートと呼ばれる人々の神々である限り、この差はさらに広がる一方であることに気づき、私は悲嘆に暮れ、怒りを覚えた。
優しさと共感を踏みにじりながら利潤と貪欲を追い求めてきた人々が、この政策によって苦しめられた何百万もの人々のうちのひとりに支配された刑務所にいるという未来の状況を、私のリアリズムのスタイルで絵に表したいと思った。これがカルマ・プリズンだ。