横浜港の風景です。鍼灸師として2013年にクルーズで世界一周をしました。その旅の出発点となった横浜港を描きました。波の音だけでなく、エンジンの音や風が吹く音など、港には様々な音が溢れていて、常に新しいものをもたらしてくれる場所だと思います。クルーズ船の鍼灸師はスタッフの一員なので、エンジンの低い音や振動が聞こえる下の船室に泊まることになる。それはやがて、私の長いクルーズでの「戦場」生活の子守唄になりました。クルーズ旅行でのいろいろな思い出を思い出しながら描いたので、このタイトルには、クルーズ船の美しい汽笛だけでなく、深い意味が込められています。