"はじめに、上と下がある。
この世界は、神々の息吹によって開かれた。"
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実はこの作品は、最初から完成まで目を閉じて手描きで描いた絵なのです。
色彩感覚や感性といった固定概念を超えたアートを創造するための試みであった。
さまざまな色の絵の具の山からチューブを選び、すべて目を閉じて直感的に描きます。
最後に「よし、終わった!」という感じで目を開けると、目の前でこの作品が完成していました。
普段、茶色や黒はあまり好きではないのですが、たまたま無意識のうちに選んでいた色だったようです。
そして、この絵を見た瞬間に降りてきたインスピレーションは、天と地の始まり。
混沌とした無の中に神々が創り出した美しい世界の始まりです。
自分の感覚を超えて宇宙と共創しているような、不思議な感覚をもたらすアートだと思います。