TARTAROS JAPANは、この作品を眺めていると、自分の身体感覚が消えていくような感覚を覚える不思議な絵画を制作しています。それはまるで、自分が魂となって大地に還るかのようです。
この作品は、彼が瞑想中に見た光り輝く滝を抽象的に描いたものから始まりました。進行していくうちに、この作品を通して地球上を浮遊しているような感覚を持つようになり、モチーフを滝から地球へと変えていきました。
何かが見えてくるまで待つことの大切さを感じた彼は、作品をじっと見つめ続けた。この行為が、この作品を「IDEA」と名付けた理由である。
待って、何かが見えたら描く。それを繰り返しているうちに、やがて完成の瞬間が訪れる。初めて絵描きになったような気がした」と振り返る。