この作品は、実はとても大きな作品の一部です。部分的にはとても思い入れのあるモノたちであふれているのに、全体としての統一感に問題があると思い、切り取って三枚の絵にしました。貝殻で埋め尽くされた浜辺にたたずむ一羽のイソヒヨドリ。どんな環境にも適応して今日を生き抜く。そんな鳥の強さを描きたかった。貝殻を描くのは、本当に骨の折れる作業でしたが、楽しかったです。切り取ったキャンバスを 木枠にベニヤ板を貼ったパネルに ガンタッカーで打ち付けて留めてあります。仕上げにこの鳥がいた海岸で拾った流木で、額を作りました。また、拾ったプラスチック片を貼っています。額が気に入らなければ、外して売ることもできます。