この作品はアーティストの処女作「Golden City」シリーズの第2弾で、小さいバージョンです。
三森がアーティストとなった原点は、別名「黄金の街 (Golden City)」と呼ばれるインドのジャイサルメールの街並みがきっかけです。写真では表現しきれないほど金色に輝く街を千年経っても輝きが失せない宝石を彷彿とさせ、絵画で残したいと強く思い描き始めたのが始まりです。その時の輝きを再現するために、この輝きを再現するために、純金泥をふんだんに散りばめています。そのほか牡蠣の貝殻からできた胡粉や天然岩絵具、人口岩絵具などを使用しています。
主に鉱石を砕いてつくられた粒子状の岩絵具は、ユニークな化学的特性から構成されているため、どの作品からも地球とのつながりが感じられます。マットで砂のような質感が特徴的な作品です。
作品の周囲のみならず、部屋全体に魅惑的な光を照らすことでしょう。
作家名:三森 麻理亜
制作年:2020年
種類:日本画
メディウム:純金泥、鉱石、貝殻、雲母、墨、雲肌麻紙
サイズ:27×45×2cm
証明書付属
額装なし