この絵はチリの南部にある架空の山の風景です。この山では、たくさんの人が楽しい時間を過ごし、たくさんの動物もいます。しかし、空には他の絵とは違う方法で描かれた雲があり、実は絵の中の誰もその雲を見ていないのです。一番近くにいる人間が、誰よりも上にいることを知らずに、まるで神がいるように太陽を見ている。
ですから、人々は暗黒面にしかおらず、ある人は踊り、ある人は泳ぎ、ある人はハイキングをし、ある人はただ楽しんでいることが見て取れます。左下でトレッキングをしている二人は、頂上に何があるのか、まだ知らないようです。でも、誰にも会えません。
この絵には、動物も隠れていて、見ることができます。クーガー(ピューマ)、フクロウ(ブホ)、4頭の牛(クアトロ・バカス)、2羽のカンケン(アンデスカモ)、1羽のトラロ(アンデス鳥)、3羽のティウケ(チリの鷹)、2羽のキツツキ(パハロ・カーピンテーロ)、チリの小鳥、イノシシ親子(Jabalí con su hijo)と山猫(Huiña)...。ぜひ、探してみてください。