「暖かいパン" キャンバス、アクリル、50x50cm。
私の国では、パンは神の贈り物と呼ばれ、生命を象徴しています。背景には、ウクライナの古代の装飾品があります。テーブルクロスの上の美味しいパンに手を触れたいのですが、とても温かいのです。
ウクライナの戦時中、ロシア軍の占領から地下室に隠れて飢えをしのいだ人たちが、温かいパンを食べる夢を見ざるを得なかったのだそうです。
この「Not enough for life now」シリーズの絵は、戦争中に夢見る、考えるような単純なことで、戦争中にいかに価値観が変わるかということです。