麻紙、水干、岩絵具使用。仮縁(簡易額縁)付。日本画独特のマット感がでてると思います。晩秋早朝、霧の散歩道を描いたものです。現実の風景を題材にしてます。木の形がた大変気に入ったので題材に採り入れ遠近法で風景画にしました。簡易な額をつけましたのでそのまま飾れると思います。仮縁含めたサイズ幅48.5cm、高さ63.5cm、厚み(幅)4cm 総重量2.2Kg。
「日本画」は、1000年以上続いている絵画様式を基本とし、その画材も古く、歴史的に培われた伝統的な素材を使います。 和紙、絹、木、などに、岩絵具、胡粉、などの天然絵具を用い、膠(にかわ)を接着材として描く技法です。 また、金などの金属材料(金箔など)も使用します。鉱石が原料の「岩絵具」は、砂のような粉末で美しい絵具です。土が原料の「水干絵具」は、微粒子で伸びがよい絵具です。岩絵具と水干絵具は人工的なものもつくられ、色数が豊富です。貝殻が原料の「胡粉」は、微粒子の白色絵具です。