ウクライナの民族的なモチーフとホットバティックという技法を組み合わせることにしました。
ホットバティックとは、バティックの種類のひとつ。溶かしたロウなどを使って模様を作ります。布に絵を描いて蝋を取り除くと、色のついた背景に白や多色の模様が現れます。
コールドバティックとホットバティックは、キャンバス上での絵具の広がりを抑えるための保留剤を使用しています。
ホットバティックでは、加熱されたリザーバーコンパウンドを使用して輪郭を描き、布の別の部分には絵具が広がらないように保護するためにコーティングされます。ここでは輪郭線が必要ないため、ドローイングではソフトなトーントランジションが可能になります。リザーブコンポジションを施す様々なテクニックを組み合わせることで、装飾的な形、特に花のデザインをより繊細で多様なものにすることができます。