木製パネルに水彩、アクリルガッシュで着彩。 1月をテーマにした着物の女の子です。髪に飾った赤い実は「千両」という植物です。富や財産などの花言葉がついている縁起のよい花として新年の飾りに使われます。椿の花は、日本古来からある美しい花で、寒い冬に咲き春の訪れを待つという意味も持っています。着物柄は、「人との絆を結ぶ」という意味を込めてのリボン柄を多用しました。「December」の絵と対になっているため、並べて飾っても大変可愛らしいです。日本では新年が最も大切な節目なので、一年への祈りを込めた縁起の良いもので構成しました。そんな大人たちの願いたっぷりの少々欲張りな気持ちを、いたずらっぽい笑顔の少女は楽しんでいるようです。水溶性の絵の具を使っていますので、額装することをお勧めします。