木製パネルに白系の下地を作り、その上に直接描いています。普段、抽象画しか描かないのですが、京都で刺激を受けた「日本画」や着物や帯の模様や和柄・家紋などの
緻密で美しいデザイン性に影響を受けて、自身の画風に落とし込んで日本画スタイルのシリーズを展開しました。京都での個展用制作した作品シリーズとなります。今から外行きの粧で出かける、女性が口紅を塗っている絵です。影響を受けて参考にした日本画はありますが、絵の構図や設定・デザインなどはオリジナルの着想からの
作品であり、日本画のオマージュではありません。パネルの側面にはブラックのテープ留め加工をしています。