調和を求めて」シリーズの二部作「火龍」は、2枚の抽象的なキャンバスからなる二部作で、それぞれのキャンバスは強さとダイナミズムの擬人化を表している。 最初のキャンバスでは、燃え盛る炎を象徴する赤色が優勢で、ダイナミックに2番目のキャンバスへと移っていく。 燃えるようなドラゴンは緑色で縁取られ、自然の力を体現している。 抽象的な形と線を用いて、作家は龍のエネルギーと力強さ、活気と動きを伝えている。 この構図は緊張感と躍動感にあふれ、見る者の想像力をかき立て、神秘的な想像の世界の探求を促す。 調和の探求」シリーズの一環として、この絵はすべての人の中に大きな力が秘められていることを教えてくれる。 このシリーズは、人間の様々な感情や状況を研究したものである。 実験と様々な技法を通して、それらをキャンバスに写し取る試みである。 このシリーズは50点からなり、画家の全作品の中でも最も印象的なシリーズのひとつである。