【Bug Report】20220426
資本主義は"効率を最大化したい"という衝動を加速させたと思う。一定であること・変動性が低い事は制御が容易で進行の目処が立ちやすいため重要だ。例えば安定した機会や洗脳された人材は利益を最大化できる要因の一つだろう。その結果、さまざまなバグ(コンピュータープログラム、精神疾患、化学物質による人体への影響)が発生した可能性は十分に考えられる。良くも悪くも私たちの生活はそれらの犠牲の上にあり、そこから多くを学び現在に至るまで様々な改善が施されてきた、と思いたい。将来的には全ての人が豊かな生活を送れる事を願っている。もちろん、将来の先端技術によって生み出される新たなデバイスや仕組みによる新たなバグが発生するのは容易に想像できるが、さらに遠い未来に生きる人間(AIを含む)がこの世界のすべてを理解できれば、バグは発生しないかもしれない。いや、むしろバグこそ世界の始まり・・・
なんて事もあるかもしれない。そんな未来に生きる"人類"か"AI"か"その先を行く者"にとってバグは知識の欠如の象徴だろう。けれどすべてを知っている彼らは探求するものがなく退屈し、現代に生きる私たちをうらやむかもしれない。バグはある意味で現代を現していると思ったし、広くは全てに通ずる何かかもしれない。例えば時間が止まらない要因であったり。いずれにせよただのアーティストの脳内フィクションに過ぎないが、このシリーズでは偶発的なバグを報告していきたいと思う。