red roses in the Light 2022 (3)

コンセプト

「希望の種」を植えて育てる環境を一緒につくることが Ula Shibazaki の Pondering Seeds of Hopeのコンセプトです。この十数年は毎春の個展で新作を公開しています。日々、眼にする花、葉、木々の成長過程や気候や天候がもたらす光や影の変化に惹かれ作品を一年かけて制作します。少しずつ植物が変化するように、あらゆる体験によって自分の深くに眠っているものが色や形で作品としてよみがえります。現在、居住している湘南の地、そして育まれて日々受ける外面的、内面的変化が作品に影響しています。作品は Botanical Abstract または Floral Abstract という形で表現しています。私の作品は描くことに終着点を重んじることなく、絵を手にしていただく方がどのように飾ったり、使ったりするかで新たな発展を迎えます。原画は上下左右を設けず作家のサインは原画の裏に書くことにしています。また 「希望の種」を植えて育てる環境を一緒につくる というコンセプトの元にグッズを作って提供することも行っています。