アンカレッジからのフランクフルトまでの貨物便、九時間近くの飛行時間です。北極圏を通る飛行は、夏以外は夜間飛行で静寂な時間で星がとても近くに感じます。燃料も氷やすいので、ヒーターオペレーションは大切です。タンクにあるヒーターで安全に加熱します。到着地フランクフルトは、視界が着陸するためのギリギリである。代替地はアムステルダムである、燃料は確保されてはいるが
到着地で上空待機は一時間弱である。冬のヨーロッパの早朝は、どうしても霧が出てしまいます。今回は上空待機をして、視界が少し回復したので進入開始をした。視程が悪くなれば、着陸復行してアムステルダムに向かわなくてはいけない。中々アプローチライトが視認出来なかったが、淡いミルク色の灯りが、雲に反射してくる、高度30メートルで滑走路が視認でき、機体は滑るように滑走路を走り抜けていく。厚紙ボードに描いています。作品サイズ33×48㎝。