ロンドンから日本への直行便。霧のロンドン・ガトウィツク国際空港。最大離陸重量に近いので、滑走路を目いっぱい使用しての離陸である。離陸時のエンジンフエイルは、致命的なアクシデントにつながる。ランウエイライトもぼんやりと輝き、霧が濃くなっている。 機体はゆっくりと地上滑走して、滑走路に向かう。管制官からJapanAir402,cleared for Takeoff。
After Takeoff 、Maintain Headng270。 コーパイロットが復唱する。機長はゆっくりとスラストレバーを進め、四発のエンジンが正常にに加速していくことを確認し、フライトエンジニアが機長の指示で離陸に向けてのスラストレバーを進めていく。滑走路を少し残して機体は上昇していく!僕の乗った機体は、雲のなかに入る、両翼に付いたライトが雲に反射してミルキー現象となる。機体は力強く、上昇していく。作品サイズ、26.5×39㎝。厚紙ボードに描く
サインについて、作家ネーム・リチャードカイとなってます。2004年ホノルルでギャラリー展示を開始しました。その後ギャラリーにて契約作家の経緯がありましたが、日本での展開時に今のネームに致しました。