フルイドアートを下地として作り、そうしてアクリル絵の具と水性ペンキを主に使用したアブストラクトです。「箱」には様々な用途があり、そうして言葉の比喩表現としても多く使われています。 そんな多様性のある「箱」をテーマにすることで、見る人によってそれぞれのストーリーを生み出してくれるでしょう。「箱」とは、いつの時代でも「特別」なものなのです。今回は「共存」を特に意識した作品になっています。生きていくなかで誰かや何かと共に生きていくというのはとても重要なことです。それは自分の中にある本来の自分との共存でもあります。他者と生きることと自分と生きること。それは、隣人であったり、動物であったり、自然であったりします。自分以外の全ての存在と生きることが未来へのテーマといえるでしょう。