自身の幼少期時代に言葉にすることのできない感情達が、心の箱から出られず窮屈にしている様子を風船をモチーフに制作。「喜怒哀楽」に対して、喜怒には暖色、哀楽に対しては寒色の色感覚が自身にあります。プラスもマイナスも両方の感情を、自身の持つ色へのイメージと重ね合わせている。1つの作品に1つの感情だけでなく喜怒哀楽の全てが詰め込められている。本作品は、幼少期泣き虫でよく泣いていたがそれは全てマイナスな感情ではなかったことを表現しています。それは、窮屈ではありつつもキラキラしたいという意味のシルバーやラメが入り込まれています。