重なった雲の隙間から「楽園」と呼ばれる場所を覗き込んでいるイメージで描きました。アクリル絵の具でドロッピングをし、その上からペンで模様を描きました。四方を円で縁取るようにし、中心部分に空白を空けることで高いところから見下ろしているかのような構図を目指しました。
実家へ帰る道、夕焼けを見ました。黄色とオレンジが深く入り混じった空に、昼間の名残のような青い色が淡く筋を描いている様子が美しかったです。
その後も、様々な美しいと思う景色を発見することになりますが、私にとっての「楽園」を思い描こうとすると、今でもあの夕焼けの色が思い出されます。