龍は古代中国の四方四神という思想に出てくる守り神。
日本でも伝説の生き物として、
運気上昇や心願成就など良いことが起こるきざしの象徴とされています。
また、古代中国の自然哲学の思想「五行思想」では、
万物は火・水・木・金・土の五元素からなると言われています。
黒龍は「水」。
水を司る黒龍には火除けのご利益もあるとか。
時に邪悪なイメージで描かれることもある黒龍ですが
黒という色は、あらゆる色が集まって出来る色。
だから全てを包み込んでいるとも言えるのではないでしょうか。
私のイメージする黒龍は、包容力があり北を守る愛らしい姿。
右手には、願いを叶える力を持つ宝珠もしっかりと握らせました。
何かの願いや思いに向かって頑張る人を見守り、
後押しして欲しいなあと思っています。
「見えないけれど つながっている」
「会えないからこそ いとおしい」
森羅万象・花鳥風月・陰陽五行思想・二十四節気など日本をテーマに作品を作っています。
この絵の中にもつながりを。